眠れないので、お久しぶりな投稿を。
先日、キャラメルボックスという劇団の舞台を観に行きました。この劇団の存在を知ったのもつい最近で、お芝居というものを観るのもかなり久しぶりでした。
ドキドキしながら、池袋の劇場へ。
他のお客さんたちがあったか~い空気感を作っていて、なんだか普通と違うぞっと、会場入りした瞬間から思いました。もうちょっとピリッとした空気感が漂っていたりするものだと思っていたから。
ロビーには劇団員さんが作ったオリジナルキャラクターや、顔写真入りの缶バッチガチャガチャなど、劇団員さん一人一人がハッキリとしているのも、珍しい気がします。
全席指定の満員でした。開演前のアナウンスでは、余ったチケットがあれば、当日券でキャンセル待ちのお客様にお譲りできませんか?とのお声掛けがあるほどでした。
今回の公演はクリスマスということもあり、作家の有川浩原作『キャロリング』という作品です。
まず、会場のあったかい空気感が開演後も続き、作中、絶妙な笑いもあり、舞台と客席が近い距離感でした。これにはまず驚きと感動!舞台という生ものだからこその一体感を感じました。そしてなにより、役者さんたちがとてもとても楽しそうだったこと!お話というよりも、その楽しそうな姿をみて、とてもHappyな気持ちになれました。こんなにもHappyな気持ちになれる舞台を観たのは初めてかも。
開演直後に思ったことは、舞台がスッキリしていること。無駄な小物が一切なく、机と椅子だけ。そして終演まで、机と椅子以外にほとんど舞台セットがなかった。音、照明、舞台の位置関係だけで、場面を演出していた。声を前に飛ばすのではなくて、客席に飛ばすことのできる、役者さんたちに驚き。どんな姿勢でも、後ろ向きでも、客席後方までハッキリと言葉が聞こえることに驚き。
ストーリーのテンポも程よく、ただ、スマートさはなかったかもしれないけど。全てがハッピーエンドに終わるストーリーで安心感もありました。
観劇後はとても幸福感に包まれました。
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