今回は『中国インターネット市場分析』です。中国の広告会社CEO山本達郎さんが先生。60分間の授業で2部構成という感じ。私は都合上、2部のゲストを交えたトークから閲覧しました。
授業展開に合わせたチャットを振り返ってみると、1部ではウェイボーの学習のような感じになっていたようです。ウェイボーのユーザー数は3億人だとか。ビジネスに使えるのか?という記事にもあるように、意外にも多くの日本企業が利用していることがわかった。青森の例が話題に挙がっていたみたいだけど、中国人に向けた観光誘致のためのインターネット利用は多くて、震災後の政府の対応としても、中国人の有名ブロガーを招いて日本を観光させ、ブログやSNSなどに投稿させる取り組みが有力だった。
規制が懸念されるウェイボーだが、点数制らしい。通常は80点が与えられ、政治に過激なつぶやきをすると-5点などというように、減点方式。60点以下になると要注意扱いになり、閲覧者数が減るらしい。一定期間空けるとまた復活するらしい。チェックするのが2万人いるとか。
また、中国語チャット『QQ』というものがとても流行している。メールや電話の代わりに全ての用件をQQで伝えている。ビジネスの場面でも多用され、仕事中であっても公私の区別が一見するとわからない。
ECサイトでいうと、中国版楽天=タオパオが最大手。なにもかもが揃う。街中にCtoCが溢れていて、学校卒業後の就職難を助けたような形で、誰もが簡単に街に出店することが可能だったらしい。このタオパオの特徴はチャットシステムがあって、直接値切れるということ。
話題は『ネットを使ってどのようにすれば中国人観光客を日本に招くことができるのか』という方向になった。ブロガーのTOKYO PANDAさんのシートリップを使って沖縄に来た時の話。昨年、沖縄のマルチビザが解禁したことと、今後その範囲は広くなるということを受けて、日本の観光産業は益々豊かになるのではないかと思っていたが、実際の利用者はあまりいないらしい。審査が厳しく、かなりリッチじゃないと無理だとか。あとは代理店がリスクを負いたくないなどという理由もあがる。中国人の所得層にはニューリッチ層というものがあるらしい。富裕層と中間層の間で、ニューリッチ層の所得は10~20万、中間層は4万くらいらしい。
今回の授業に参加してから、中国人のインターネット利用はかなりアクティブな印象を受けた。
後日、レポートが上がったらまた振り返ってみよう。
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