heavenly kiss

ずっと心から消えない恋愛。

中3～高2の夏までずっと大好きで片思いしてた人。その人に彼女ができて、きっぱり諦めようとした。でもその彼女と別れた時、私にくれたメールの内容、いまでも覚えてる。8月12日に“1年後に連絡する”と約束して、本当に1年後の同じ日に電話くれた。私がただ片思いしてただけなのに、ちゃんと約束守ってくれたんだよね。素直で純粋で誠実な人。特になにかあったわけじゃないんだけど、いまでも大切な友人。

大学1年の秋～大学3年の6月頃まで付き合ってた年上の人。初めて会った印象から変な人だった。小説のワンフレーズみたいなお話を結構でまかせでさらりとお話するところが好きだった。私は自分自身のことをいろんな人に話すタイプじゃなくて、肝心なところを隠すのがうまいと思ってて、もちろん友達には素直に話したいと思うんだけど、警戒しちゃうんだよね、勝手に。話せるところと話せないところを勝手につくってる。でも、彼は自然に私に話させる。本当は奥に詰まってるものを自然に聞いてくれる。言えない部分が詰まって破滅するタイプの私だけど、彼は話を聞くのが上手。1度だけ、「愛してるよ」って言ってくれたことがあって、それは絶対嘘じゃなくて、初めてで、忘れられない。

だけど、好きって気持ちだけじゃだめなんだって初めて知った。好きなだけじゃ続かない。好きなのに別れるって考えられなかったけど、そういうこともあるって知ったんだ。

あんなに自然にいられたのに。

もう2度と、あんな風に自然でいられる人は現れないんじゃないかって思ってしまう。なにかに迷ったり、難しく考え出した時に、そっと道しるべになってくれてたんだなって、いなくなってから気付く。支えられてたんだな。

とはいっても彼の身勝手さに呆れたり、イラってきたこともあったけど。

なんだろうか、この感傷的な気分は。

ちゃんと恋がしたい。

僕等がいたを読んだからかな。

長かったなー、中2の頃から読んでたけど、10年以上連載してたみたい。ようやく完結。

だけど最終巻は焦りすぎな感じがして、やけにあっさりしすぎてて、うーん。。

自然な気持ちって自然に引き付け合うんだろうな。